パワーポイントプレゼンテーションに活かす、動画素材の基本 | プレゼンコラム

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パワーポイントプレゼンテーションに活かす、動画素材の基本

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パワーポイントプレゼンテーションに活かす、動画素材の基本

ふと街中で視線を上げると、ビルや駅で多数の動画が視野に入ってくる現代。インターネット上の動画サイトはもちろんのこと、広告媒体としてのサイネージもまた年々その数が増加中です。かつて静止画が基本とされた広告媒体の多くが、LED等の低価格化・高精細化に伴い動画を表現するステージへと置き換わりつつあります。 そうした世相において実はパワーポイントによるプレゼンテーションもまた、動画によってテーマをアピールするツールとして大きな可能性を秘めています。プレゼンテーション全体を一つの動画として見せることも仕様や設定の上で現在は可能ですが、今回はパワーポイントで動画を扱う上で役に立つであろう、動画素材の基本的な扱い方を紹介したいと思います。

目次

1|はじめは動画を貼り付けてみよう
2|貼り付ける動画の基本処理は「丸める」こと
3|どんなツールを使うか
4|ちょっとした工夫と組み合わせを

1|はじめは動画を貼り付けてみよう

まずパワーポイントの基本的な仕組みとして、プレゼンテーションのスライド画面に画像を挿入してアニメーションを付けられることは、
今や誰でも知っていますよね。では、そうしたイラストや写真の代わりに動画そのものを貼り付けて再生する方法はどうでしょうか。
やり方は簡単で、普段使っている「挿入」タブから「ビデオ」を選び、対象となる動画ファイルをPC内の保存場所からパワーポイントの画面上に貼り付けるだけです。
つまり、基本的にはイラストや写真と同じ扱いということです。

2|貼り付ける動画の基本処理は「丸める」こと

しかしこうして動画素材を貼り付ける作業自体は簡単ですが、仮にいくらプレゼンテーションの出来が良いとしても、肝心の動画が再生されたときにいわゆる「残念な」中身だと全体の印象が台無しになります。ですからその場合、貼り付ける前に最低限の加工はしておきたいところです。

もし動画そのものが元々完成度の高いものならば、そのまま貼り付けて使うことに何ら問題はありません。しかし往々にしてプレゼンテーションの場合は、何らかの素材から部分的に切り取った動画を使う機会が数多くあります。内輪でなく外部の第3者に見せるような場合に、見栄えが良いとされる最低ラインとなるのはどんなポイントでしょうか。これは一言で表すと、

「アタマとシリを丸めておく」

という表現に尽きます。ここでいう「アタマ」とは動画の開始部分5秒程度まで、「シリ」とは終了部分5秒程度までのこと。この部分の映像と(音声)が再生と同時に唐突に始まらないよう、パワーポイントでもアニメーション効果にある「フェード」という概念でじんわりと始まって終わるように調整することが、動画をスムーズに見せるための第一歩と言えるでしょう。

この処理をしない動画は、「パカッと始まる」または「パカッと終わる」と表現され、動画制作の世界では「素人っぽい」という印象からほとんどの場合が修正対象に。また使用するソフトウェアによって音声を整えることができる場合は、アタマからシリにかけて全体が大きくなりすぎないよう、音響ツールのゲージを見ながらレベルを調整しておくことも重要です。

3|どんなツールを使うか

こうした動画素材を貼り付ける前に加工する場合、Adobe Premiere Pro After Effects等の専門的な動画編集ソフトウェアを使うことが早道となります。パワーポイントのプレゼンテーションに挿入する動画については見やすさの面から、できるだけこうしたツールを駆使して前後を丸めておくことをお勧めします。

と説明すると一見とてもハードルが高いように思われますが、実際には無料のソフトウェアでもこうした作業がの一部ができる場合もあります。例えばWindows7に標準搭載されているWindows Movie Makerを使っても、前述の「丸める」作業は音声に関してなら「フェードイン」「フェードアウト」を使うことで可能となります。

またソフトウェアの有料・無料を問わず、白画面あるいは黒画面からの始まりと終わりで画面そのものを「丸める」場合(ホワイトイン・アウト、ブラックイン・アウト)も、手順はそれぞれ同じです。Windows搭載のペイントツール他の画像処理ソフトウェアでそれぞれの静止画像を作って読み込み、編集する動画の前後に挿入してから切り替わりの部分に「ディゾルブ」等の効果を適用すると良いでしょう。

4|ちょっとした工夫と組み合わせを

このようにパワーポイントのプレゼンテーションに動画を貼り付けるだけでも、ちょっとした工夫とソフトウェアの組み合わせによって、より体裁の整った見せ方が可能となります。それは単なる見てくれだけの問題ではなく、見る人にとって可能な限り快適かつスムーズなプレゼンテーションに仕上げるための努力であるとも言えます。よりわかりやすいプレゼンテーションの制作に向けて、動画素材の活用もぜひ取り入れてみてください。

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